この題材に需要があるかはわかりませんが、ホテルを経験してみて知っておけばよかったと思うことがあったので、書いてみようと思います。
ダメ元でも人間関係について聞いてみる!
これは3つのホテルで働いてみて、1番聞いておけばよかったと思ったと痛切に思ったことです。
3つ目の職場で先輩との関係で悩み、職業安定所の人に働きながら違う職場を探したいと相談しに行った時のことです。
まずなぜ今辞めたいと思っているのかをきちんと聞いてくださいました。すると今働いている会社を少し調べてくれました。すると、この会社は母体が大きいからしっかりしているけど、前の人も数ヶ月で何人も女性が辞めてるんだよね〜と教えてくれました。
あぁ。やっぱりあの先輩だなってすぐ分かりました。でもこれって働く前に職業安定所の人に聞いたら分かったんじゃないか?!ってすごく後悔しました。
ホテルだけの話ではないとは思いますが、ホテルで長く働いてる人の傾向として、忙しいとスタッフ同士への気遣いが出来る方とそうでない方に明らかに二極化していると感じます。
なので、どんな層が離職されてるのが多いのか聞いてみるといいと思います。
辞められてる方が、年代や性別がバラバラならそれぞれの理由で辞められていると思いますが、わたしのように女性ばかりが数ヶ月で何人もとなるとそれは他にも聞いてみたり、調べてみる価値はあると思います。
ダメ元で残業の量と残業代について聞いてみる!
残業があるかどうか総務の方に聞いてみてください。残業がゼロというホテルスタッフ募集は絶対に嘘です。なので、ゼロと言っているまたはほとんどないなどいう会社はやめた方がいいと思います。
ホテルや飲食店はお客様に合わせて動いているので残業ゼロなんか絶対にありません。閑散期と繁忙期の時間をそれぞれ聞いてみてください。聞いてみてから嫌な顔をする総務の人がいる会社は正直やめた方がいいと思います。
正直に話してくれる会社で自分の許せる範囲や自分の主張をきちんとお伝えできる会社だったらぜひその会社は入った方がいいと思います。
そして、大切なのは残業代がきちんと出るのか確認してください。15分区切りで出るのか・1分単位で出るのかなど詰めて聞いてください。わたしが今働いているホテルは最初ほとんど出ませんでした。稼働が少ない時に残業した時間分早く帰って相殺してました。
でもそれっておかしいし、意味わからんって思ってました。コロナ禍になって人員不足で24時過ぎても帰れない日が続いてようやく30分単位で残業代が出るようになりました。
残業代があるかないかって本当に大きいことだと思います。自分のモチベーションが全く違います。
聞いてみて、濁してくるホテルは断った方がいいです。きちんと現状を教えてくれるところに就職しましょ。多少の誤差はあることを念頭に残業量・残業代について聞いてみよう!です。
年間休日について確認する!
これは求人票に載ってることが多いので、面接の前に確認しておくこと。
そして、面接の際になぜこの日数なのか、有給、育休、盆•正月は振り替えてスタッフが交代で取ることができるのかを聞いた方が良いと思います。
このなぜこの日数なのか聞く理由は、1日に働く時間に関係してるからです。
私が一番最初に働いたホテルは1日25時間勤務だったので、年間休日が169日でした。さらに有給もありました。夜勤が絶対だったのでその辺も自分の体と相談ですが、休みが多かったのは本当に嬉しかったです。
今働いているホテルは1日7時間40分の業務形態なので年間休日が93日でした。有給もありますが、ほとんど取れません。また、今のホテルは加えてお正月やお盆休みなども振り替えはないです。その代わり夜勤がないので1日の労働時間が残業を合わせても25時間勤務よりは体力的には楽でした。
対照的なホテルに働いたこともあってどちらもかなりいい点と妥協できない点がありました。
自分のライフスタイルに合わせて決めればいいと思います。自分のライフスタイルを仕事に合わせてなくていいと思います。
まとめ
もちろんまだまだ基本的に転職する時に聞いた方がいいことなんて山ほどありますが、ホテル転職をお考えの方はこの3つを聞いておいた方がいいと思います。
人間という動物相手の仕事なので、自分を大切にできる職場が一番いいと思います。
そして今は特にそのホテルじゃないとダメなんて思わず、合わなかったら辞めてください。ホテルは万年人材不足なのでどこに行っても喜んでくれます。面倒臭い人って思われたくないから聞くのはちょっとって方も、総務の人なんて働いたらほどんど顔を合わせることなんてないし、聞いたもん勝ちです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。何か役に立てば嬉しいです。