最近ホテルで働いていてよかったことを記事にしてみましたが、特にしんどい事とか辛いことって何?と聞かれたので書いてみようと思います。
働いていたら、しんどいこととか辛いことは尽きないと思いますが、ホテル業でしんどいことに焦点を当ててお伝えできたらと思います。
明確なスキルが身についている実感がないこと
正直他の職種でもあるかもしれないのですが、職人さんなどの技術職とは違って自分のスキルが目に見えてわかる基準のようなものがないので、ふと気づいた時になんだか虚しくなる時があるんです。
もちろん語学の試験を受けると毎月の給料に反映するホテルもあるので、自分からどんどん勉強しながら働いている方も実際おられます。
ですが、普段働いている中で自分のスキルが今ここだという明確な基準がないので少し戸惑う時があります。一番は経験値を重視といった世界です。
また、ホテルによって違うと思いますが昇進もなかなかしないので、外資系のホテルへ転職してから、違うホテルへ転職することで昇進しやすいというのも聞いたことがあります。割と色んなホテルで場数を踏んでいる方が中間の役職で転職されてきます。1つのホテルで働いている方は、かなり長く働いていれば昇進できるイメージです。
生活が不規則になること
ホテル自体が24時間営業のところが多いので当たり前といえば当たり前なことですが、生活が不規則になることです。他にも病院や介護などももちろんそうですが、病院や介護では資格をしっかりと持っているので割と給料面では優遇されることが多いですが、ホテルは資格などないので正直夜勤手当がつくくらいです。
以前私は25時間勤務を2年間していましたが、そのうち身体がおかしくなってきて日勤だけでも勤務可能なホテルへ転職しました。日勤も早番・遅番などがあるので、完全に規則正しいわけではありませんが、やはり夜勤がないので身体的には健康になったように思います。
配慮の度合いが難しい
ホテルの利用目的は、本当に様々です。泊まっていることを家族に知られたくない方やyoutubeの撮影の為に泊まられる方、コンサートに向かう為に利用される方、地方から通院する為に利用される方、パートナー様へのサプライズの宿泊、etc…
もし、忘れ物をされているお客様がいてもホテルマンはご連絡は簡単にできません。貴重品の忘れ物ならすぐに知らせてあげたいところですが、できないのです。それは泊まっていたことを身近な人に知られたくない方もおられるからです。携帯電話の電話番号があるか、自宅や会社の電話番号ではないか等かなりチェックを重ねて慎重に連絡するかを決めます。
他にも良かれと思ってのサービスや心遣いもお客様の受け取り方によってクレームになります。その辺は恐れてはいけないとわかっていてもかなり慎重になり、正直心労です。
どこからどこまでがサプライズなのか、ケーキはバレてよくて花束は秘密にしたいなど。。
私たちにとってみればたくさんのお客様がいる中での一人のお客様ですが、お客様自身にとっては一生で一度のイベントかもしれない。これが私がホテル業でしんどいなと思うことです。
まとめ
今回はホテルに限っての「しんどいこと」について考えてみました。もちろん働いている中で嫌なこと辛いことはめちゃくちゃありますが、ホテルだから!と考えてみると割と少なかったです笑
私は特に人の顔色を伺ってしまうタイプの人間なので、職場の人間関係やクレーム処理などで病んだり詰まってることが多いです。でもそれはどんな会社にいても悩む人と悩まない方が居られると思うのでそこのところは今回は書いてないです🤗
最後まで読んでくださりありがとうございます!!何かの役に立てば幸いです!