働き手から見たビジネスホテルとシティホテルの違い

ホテルマン達 ひび
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私は2年間大阪のビジネスホテルで働き、今年から新潟のシティホテルで働き始めました。働き始めて同じホテル業でも違うことが多く有ることに気づきました。まだシティホテルでは働き始めて4カ月目なのでわかっていないことがたくさんありますが、なかなかビジネスホテルで働いてもう一度ホテル業に就く方はいないと思うのでシェアできたらと思いました。

目次

働いていたビジネスホテルの特徴と現在働いているシティホテルの特徴
シティホテルのイラスト
ビジネスホテルのイラスト

ビジネスホテル
・約170室
・年中稼働率ほぼ100%
・都心にあるホテル
・宿泊特化型ホテル

シティホテル
・約200室
・稼働率は繁忙期と閑散期の差が激しい
・駅や都心からは離れている
・婚礼、宴会場が併設されているホテル

驚いたこと(@_@;)
  • 従業員数・部署数
  • 仕事量(勤務体制)と質
  • お客さんとの距離
  • お給料
1.従業員数・部署数

ビジネスホテル(1部署のみ)
支配人:1人
経理:1人
フロント:2人
パントリー:2人
清掃担当:約15人    計21人/1日

シティホテル(8部署?)
※比べるため宿泊部のみ
予約:3~4人
フロント:5人(時間交代制)
ベル係:5人(時間交代制)
清掃担当:客室のみ約20人?
     (外部業者含む)
          計約34人/1日

まずビジネスホテルからシティホテルで一番驚いたのはこの人数の違い!!
従業員の名前と顔がまだまだ一致してないです。やっと同じ部署の人を覚えた感じなんです。早く覚えなくては、、、(*_*;
シティホテルでは宿泊部は他部署に比べて多いから単純には分からないけどこの人数×8部署くらいいるから本当に驚きでした!!

2.仕事量と質

人数の時点でわかってしまうかもしれませんが、ビジネスホテルの方がシティホテルより1人の比重はとても大きいです。勤務体制も、シティホテルが時間交代制で行っている一方で、ビジネスホテルでは1日交代する人はいませんでした。
その分求められている仕事の質はもちろんシティホテルの方がはるかに高いです。1人のお客さんが予約から滞在し出発するまで、様々な部署と連携しながらとても高い接客を求められているように感じます。

3.お客さんとの距離

これはどう見るかで変わってきてしまうと思いますが、自分的なものさしでみるとビジネスホテルの方がお客さんとの距離は近いです。予約から滞在中の1日まるまる担当することになるので自然と話す回数も多いし、接する機会がとても多いからです。

しかし話す時間で言ったら、シティホテルの方が多いかもしれません。なぜかというと、1回1回の時間が長いからです。人数もいるので道案内1つをとっても丁寧に出来るし、そのお客さんに有った案内が出来ます。シティホテルに来ているお客さんは観光に来ている方も多いので時間に追われている人が少ないのでより多い情報を求めている人は私達が資料を集める時間も待ってくれます。

ビジネスホテルはその名の通りビジネスで滞在されている方がほとんどなので全てがぎりぎりです。時間だけでなく料金もなかなかシビアです。

4.お給料

これははっきりいってあまり違いはありませんでした。
むしろこれは立地に関係すると思います。大阪のビジネスホテルで働いていた時の方が、月5万は高かったです。でも、何十年働いてもビジネスホテルの給料は変わりません。その分、シティホテルは最初は低いけど先輩方を見ていると自分より相当高いように感じています。役職もビジネスホテルはほとんど有りませんでした。シティホテルは役職がかなりの人に着けられていて、同じ役職の人がわんさかいます。

まとめ

どっちがいいかとかはまだまだわからないし、これから働き続けても分からないと思います。一概にこちらで働いた方がいいということは言えないというのが今の私の考えです。ビジネスホテルで絡んでくれた陽気なおっちゃん達にまた会いたいなって思うし、お客さんがフォローしてくれることもめちゃくちゃ有って、暖かかったってすごく感じてます。今働いているシティホテルで来てくれる家族連れでパパが一生懸命家族サービスしている姿を見て仲良くなれたりするのもなかなか味があるなとも思います。(笑)

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